IBM i が提供しているQNTC機能を使うことで、IBM i 以外のネットワークサーバーや共有フォルダをIBM i のIFSローカルと共有させることが可能です。
PHPQUERYのIFS出力機能と組み合わせることで、「IFSローカルにEXCEL/CSVを出力」⇒「EXCEL/CSVが別のサーバーに共有される」という動きを実現させることが可能です。
■QNTC設定方法
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IBM i のIFSに共有したいサーバーのIPアドレスと同名のディレクトリーを作成する
(例)共有サーバーが192.168.1.12の場合
CRTDIR DIR('/QNTC/192.168.1.12') DTAAUT(*RWX) OBJAUT(*ALL) -
共有サーバー側にQTMHHTTPユーザーを作成し、パスワードもIBM i側と同じパスワードを設定
※通常QNTC機能を使う場合、ユーザーは何でもいいのですが、PHPQUERYで動くユーザーがQTMHHTTPユーザーの為、ここではQTMHHTTPユーザーを作成します。 -
共有サーバー側の必要なフォルダを共有設定で共有サーバーのQTMHHTTPユーザーが閲覧できるように共有設定を行う
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IBM i にQTMHHTTPユーザーでログインし、以下のコマンドを実行
WRKLNK OBJ('/QNTC/共有サーバーのIP/')
オブジェクトリンクの処理の一覧に共有設定を行ったフォルダが表示されるかを確認。
表示されていれば設定完了となります。
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