ZendServerバージョン9以降を対象とした記事となります。
通常、ZendServerをインストールすると、QSYSWRKの自動開始ジョブにZendServerの起動ジョブ(ZS9_STRSBS)が登録される為、IPL時にZendServerが自動起動するようになっています。
ですが、タイミング等の理由より、QHTTPSVR/ZENDPHP7が立ち上がらないケースがあり、この記事ではIPL時にQHTTPSVR/ZENDPHP7が立ち上がらない場合の対処方法を記載致します。
下記①~⑥が自動起動の対処方法となります。
①HTTP管理画面を起動
ブラウザを開いてURLに「http://マシンのIPアドレス:2001/HTTPAdmin」を入れて実行します。
起動しない場合、QTTPSVR/ADMINのジョブが始動していない可能性があります。
その場合は「STRTCPSVR SERVER(*HTTP) HTTPSVR(*ADMIN)」コマンドでジョブを開始して実行してください。
②ログイン
ユーザー/パスワードを求められるので、QSEC権限を持ったユーザーでログイン。

③サーバーを選択
サーバーの項目から「ZENDPHP7」を選択します。

④一般サーバー構成画面を起動
左メニューから「サーバープロパティ」>「一般サーバー構成」を選択します。

⑤自動始動を「はい」に設定
「一般設定」タブの「自動始動」の項目を「はい」に設定します。

⑥設定の適用
画面下部の「適用」を実行し、最後に「OK」を実行します。

上記、①~⑥までの設定まででIPL時に安定してZendServerが起動するようになります。
是非お試しください。
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。